「健康を纏う」をコンセプトに、空間設計から体験づくりまで総合プロデュース。
このエリアのウエルビーングを推進する拠点となる施設が実現しました。
- お客様の
課題とは? -
激化する健診業界での差別化を図る、新施設開発のスタート
セントラルグループ様は、年間30万人が訪れる健康診断クリニックです。4施設を展開してきた中、新たなフラッグシップ施設の開発が計画されました。一方、健診業界では競争が年々激化し、単に「新しくて綺麗な施設」をつくるだけでは、選ばれる理由にはなりません。そこで私たちは、内装設計に入る前に「セントラルクリニックとは何か」というパーパスに立ち返り、新施設が担う役割や目指す姿を定義することを提案。セントラルクリニック様の課題意識とも重なり、施設コンセプトの企画からプロジェクトがスタートしました。
「健康を纏う」健診を。
"確認する行為"から"日常の習慣"へ
今回のフラッグシップ施設開発を機に、単なる健診施設を超えた「受診者に寄り添う健診施設」としての役割を明確にし、健診体験そのものを進化させたいと考えました。
その象徴となるのが、「健康を纏う(まとう)」というコンセプトです。
健康を「確認するもの」から「身につけていく習慣」へと捉え直し、日々の暮らしに自然に溶け込む健康づくりを支援する姿勢を表現しました。
セントラルクリニック様が掲げるパーパス「いまを診る。あしたを見る。」には、現在の身体状態を丁寧に把握するだけでなく、その先にある未来の生活の質まで見つめる想いが込められています。
この理念を出発点に、施設コンセプトから空間デザイン、そこで過ごす時間の設計まで一貫して反映。健診そのものを、これからの健康を考える価値ある体験へと再構築することを目指しました。
役割の異なる4つのエリアと
先進的な空間設計
「健診の時間そのものを価値ある体験にする」という理念を具体化するため、新施設には「ホスピタルロビー」「メディカルサロン」「トゥモローエリア」「ウエルネスエリア」という、役割の異なる4つのエリアを設けました。
「ホスピタルロビー」は、従来の医療施設にありがちな緊張感や堅苦しさを感じさせない、開かれた空間として受診者を迎えます。
「メディカルサロン」では、これまで培ってきた精度の高い健診技術と最新機器によって、確かな検査を提供。
「トゥモローエリア」には、滞在型書店「文喫」とのコラボレーションによるブックコーナーや、サウンドスケープの専門家が手がけたBGMを取り入れ、自身の心身と向き合い、これからの暮らしを考える時間を創出しました。
「ウエルネスエリア」は、リラックスしながら健康について相談したり、情報を得たりできる場として設計しています。
5日間で来場人数1500名。
健診の常識が変わった瞬間
グランドオープンに先立って開催した内覧会には、テレビ・ラジオ・新聞での告知に加え、名古屋栄のランドマークとなる再開発ビルへの出店という話題性も重なり、5日間で約1,5000名が来場しました。
来場者からは、病院らしさを排したリラックスできる空間や、「文喫」が選書したブックコーナー、空間で過ごす時間の価値を高めるBGM設計などに、多くの評価が寄せられました。セントラルクリニック様が目指すのは、健診を「年に一度の特別な行事」から「生活の延長にある日常的な行為」へと変えていくこと。
その考えを空間と体験に落とし込んだ本施設は、病気の早期発見にとどまらず、日々の健康を育み、一人ひとりのより良い選択を支える新たな健康拠点として、名古屋の中心から新しい医療文化を発信していきます。
